どうも。無機顔料大好きなまやです。
推し色はだいたい無機顔料の絵の具ですが、今回も例にもれず。
PY159
レモンイエローディープはPY159という顔料から作られています。
(PY159というだけで何が言いたいかピンときたあなたは相当なオタクですね!)
ウィンザー&ニュートンのレモンイエロイエローディープは、PY159という顔料の単一顔料の絵の具です。
つまりPY159を純粋に楽しめるということです。
他にもPY159の単一顔料の絵の具はあって、シュミンケのボルケーノイエローです。
(外国のメーカーの絵の具にもあるそうですが、よくわからなかったので割愛します。また、クサカベからは限定で顔料が販売されたこともありました。また販売されるといいですね。)
W&Nの方が多くのお店で取り扱っていることと、価格が抑えめなので手に入れやすいので今回はW&Nのものを取り上げることにしました。
分離色
PY159は無機顔料です。無機顔料といえば、有機顔料の絵の具と混ぜると重さの違いから下に沈んで分離色が作れる色です。(無機顔料同士でも分離色はつくれます)
PY159は黄色系の分離色を作りたい場合には欠かせない色のようで、シュミンケのスーパーグラニュレーションシリーズでは頻繁に登場する顔料です。
アーバンシリーズとシャイアシリーズはすべての色にPY159が使われていますし、デザートシリーズのうちの4色やボルケーノオレンジにも使われています。
また、クサカベのハルモニアでも4色も使われています。
分離色づくりに便利な色といえばポッターズピンクが有名ですが、実はPY159も同じくらい分離色に役立つんですね。
ぜひ混色で楽しんで
レモンイエローはそれだけで塗っても見えにくい色ではありますが、混色ですごく大きな力を発揮します。
ためしにいくつか混色してみました。
思いつくままに塗ったので配置がバラバラですが、フラットな感じのが有機顔料と混ぜたもの、ボコボコしてるのが無機顔料と混ぜたものって感じです(すっごく適当な言い方ですみません…)
個人的には1段目の右端が、紫と黄色を混ぜているのに茶色にならずに紫と黄色のままっていうのがおもしろかったですね!
ミントベリルやムーングロウのようにもともと分離する絵の具と混ぜると、より複雑な感じがしたりもします。
市販されている色をマネた組み合わせでも配合のバランスでオリジナルの分離色が作れるでしょうし、市販されていない組み合わせで色を作ってみるのも楽しそうですね!
オタクのために。
釉薬のアレなんですね。ポッターズピンクもそんな感じだった気がするし(あいまい)、いろんなものを絵の具にしちゃうメーカーさんすごい!そしてありがたい!
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪