呉竹 顔彩耽美 アール・ヌーヴォーカラーセット レビュー

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呉竹の顔彩に新色がでたぞー!

事の起こりはこちら。9月7日に呉竹さんのTwitterで、創業120周年を記念する100色セットが出るという告知がされました。

このセットには新色25色が追加されるという情報もあり、「新色だけで販売してほしいよ〜」という声がたくさんありました。

この新色はどれもかわいい色で、私が大好きなくすみパステルカラー盛りだくさんです。私もこの新色は絶対欲しいと思い、どきどきわくわくしながら呉竹さんの動向を見守っていました。

そして一ヶ月後の10月7日に、ついに新色だけのセットが販売されるという情報が出ました。

もう〜呉竹さんのいけずぅという感じですが、1ヶ月も待ったのでこちらは物欲マックスです。新色は25色ですが、このセットは24色です。ここに入っていない色は「胡粉」という色です。後述しますが少し独特な絵の具なので、セットには入らなかったのかもしれないですね。

絶対に買うと決めていたのですがなかなかお店に出てこないので、結局呉竹さんのオンラインショップで買いました。

せっかく公式オンラインショップで買う機会なのでなかなかバラで買うことができない色もいくつか買いました。「胡粉」という色もバラで買いました。

実際の商品

実際に買ったものがこちら。右にあるのがバラで買ったものです。

上から鳥の子色、薄橙、新橋色、白群、胡粉、桜色、藤色です。ほとんどが、「四季ニュアンスカラーセット」というものに入っているものです。私はパステルカラーが好きなので、白が入っている色を買いました。白緑もパステルカラーですが、すでに持っているので今回はなし。

全色色見本+ちょっとしたコメント

パッケージを見ればわかるのですが、呉竹の顔彩はすべて日本語の名前と英語の名前がついています。同じ意味の場合もあれば、全然違う意味の名前になっているものもあっておもしろいので、そのへんも掘っていきたいと思います。

ほとんどが伝統色のいろはというサイトの説明を参考・引用しています。(伝統色のいろはTwitter管理人さんTwitter)ありがたいですね。

色見本は、濃いめに塗ったもの、薄めに塗ったもの、黒の上に塗ったものの3つを並べます。

向日葵色 Safflan Yellow ひまわりいろ

レモン色と黄色の間くらいの色で、使いやすい黄色です。

日本語はひまわりですが、英語ではサフランです。Wikipediaによれば「アヤメ科多年草およびそのめしべを乾燥させた香辛料をさす」とのことです。サフランライスとかの黄色に使われている香辛料ですね。

木蘭色 Green Gold もくらんいろ

伝統色のいろはというサイトによれば「木蘭(もくらん)とは、中国渡来の木蘭の樹皮を染料として染められた香色や黄橡(きつるばみ)のような薄茶系統の鈍い黄褐色のことです。位の高い僧侶の袈裟の色の一つです。 」とのこと。

木の皮で染めた色を表す色なんですね。たしかにそんな感じがします。

英語名はGreen Goldです。グリーンゴールドといえば、透明水彩だと各社PY129の単一顔料で出ている色です。色は透明水彩のグリーンゴールドに酷似していますが、木蘭色もPY129単一顔料かどうかはちょっと見た感じではわからないですね。木蘭色は乾燥状態でも鮮やかな色をしていますが、透明水彩のグリーンゴールドは乾くと黒くなる(透明色は乾くと色が暗くなります)ので、ちょっと違うかなという気もします。

亜麻色 Flax Beige あまいろ

亜麻色は伝統色のいろはによると「亜麻をつむいだ糸の色のような黄色がかった薄茶色のこと」だそうです。また「亜麻はヨーロッパが原産で紀元前から栽培されており、人類最古の繊維とも言われています。亜麻の種子を絞れば亜麻仁油に、茎からとれる繊維で織ったリンネル(リネン)製品は高級な麻織物になります。」とのこと。

麻とかリネンとかのほうが今は馴染み深い言い方ですね。亜麻色は、麻の素朴な風合いのイメージとぴったりの色です。

Flaxはそのものずばり「亜麻」という意味です。

少しだけ黒が分離します。(分離する色については後述)

ちなみに吉祥からも同じく「亜麻色」という色が出ていますが、微妙に違う色です。

呉竹のもののほうが透明感が強く、吉祥のものはこってりとしています。どっちもいいね。

蒸栗色 Ecru Beige むしくりいろ

なんともおいしそうな名前です。伝統色のいろはによると「蒸栗色(むしくりいろ)とは、蒸した栗の皮を向いた実のような、緑みがかった淡い黄色」とのこと。こちらの「蒸栗色」の顔彩もその名の通り、淡い黄色です。まろやか〜な色で、透明水彩ではあんまり見ない色です。

Ecruというのは英語ではなくフランス語です。生成りという意味だそうで、たしかにきなり色ってこういう色だよねという感じです。洋服や雑貨などでもたまに「エクリュ」というカラー展開は見かけますね。栗とEcruは別物ですが、栗をそのまま英語にするよりもEcruのほうがわかりやすいと判断されたんでしょうかね。

石竹色 Pale Pink せきちくいろ

石竹色はWikipediaによると「ナデシコ科の植物セキチクの花のような淡い色のこと」だそうです。花なのになぜ「石竹」というのかについては、「セキチク」の項目によれば「葉が竹に似ていることからこの名がついたといわれている。」とのこと。

かんたんに言うと、石竹色はナデシコの色ということですね。英語名はPale Pinkですが、Pinkという単語も元々はナデシコのことを指していたと言われているので、ある意味そのまんま英訳した名前ということになりますね。この「わかる人にはわかる」みたいな感じオシャレですね。

色はパステルカラーのピンクでとってもかわいい色です。呉竹の顔彩耽美にはピンク色は他にもありますが、一番明るいピンク色です。

珊瑚色 Coral Pink さんごいろ

伝統色のいろはによると「珊瑚色(さんごいろ)とは、赤い珊瑚を粉末にした顔料の色で黄みがかった明るい赤色のことです。英名では『コーラル』『コーラル・ピンク』と呼ばれる色。古代中国から伝来した顔料に由来し、赤珊瑚の色を表した色ではありません」とのこと。珊瑚というと赤をイメージしますが、それとはちょっと違う色ということですね。(個人的には真っ赤な珊瑚よりも、ちょっと薄いサーモンピンクの珊瑚のほうがすきです)

英語名はそのまんまCoralです。

色はやや黄みがかっていますが、オレンジ寄りということはなく「やや黄み」だけどあくまでピンクですね。こういう色も透明水彩では無い色なんですよね〜。

退紅 Potter’s Pink たいこう

商品パッケージでは「たいこう」という読み方をしていますが、「あらぞめ」という読み方もあります。伝統色のいろはによると「桜色と一斤染の中間の赤みのごく薄い赤紫色で、色名は褪めた紅の意味です。」とのこと。一斤染は平安時代に身分が低い者でも着用を許されたうす〜い赤色ですね。濃い色は紅花をたくさん使うので、身分が高くないと身に着けてはいけなかった時代です。退紅はその一斤染よりはちょっと濃い色。

英語名はPotter’s Pinkとなっていますが、ポッターズピンクというとPR233の顔料で作られる絵の具をイメージする人が多いと思います。「Potter’s Pink」で検索してもPR233の透明水彩しか情報が出てこないくらい、ポッターズピンク=PR233という世の中のようです。こちらの「退紅」は色はPR233の透明水彩に似ていますが、PR233の特徴である強い粒状化はありません。ですので、色が似ているだけでPR233は含まれていないのではないかと思います。

そもそもポッターズピンクってなんなのかというのは、W&Nが教えてくれます。

W&Nが作った色なんですね。普通に知りませんでした。ポッターは人名かと思ってたら、陶工という意味なんですね。PR233にポッターズピンクと名付けたから、検索してもそれしか情報が出てこないんですね。

この色は、名前こそPotter’s Pinkとなっていますが、一切クセのないスッとした塗り心地の色なので、「ポッターズピンクの色は好きだけど粒状化が苦手……」という方にはおすすめです。

紅緋 Varmillion べにひ

伝統色のいろはによると「冴えた黄みの赤色のことです。紅花染めと鬱金や支子などの黄みの色を染め重ねられた色。同じような染め色として『猩々緋』と『黄丹』がありますが、紅緋はその中間にあたります。」とのこと。赤と黄色を混ぜて作られた色なので、ややオレンジ寄りの赤ですね。この顔彩もまさにそんな色です。

英語名はVermilionですが、呉竹の顔彩は毒性注意の物は入っていないということですので、本物のバーミリオン(硫化水銀の朱色)は使われていないということになります。「バーミリオン色」という感じでしょうかね。

色としては、呉竹の顔彩で「朱」という色があり、それよりは黄みに寄っています。

梅紫色 Arizarin Crimson うめむらさきいろ

伝統色のいろはによると「鈍い赤紫色のことで紅藤をさらに紅色がからせた色合いです。ちなみに、色名の「梅」とは紅梅の紅色を指します。」とのこと。色名どおり、赤紫とピンクの中間のような色です。

英語ではArizarin Crimsonですが、アリザリンクリムソンとはなにかというのはまたW&Nを見てみます。

歴史ある色みたいですね。

ですが、アリザリンクリムソンは耐光性に疑問がある色のようで、別の顔料に変わって「パーマネントアリザリンクリムソン」などに置き換わっていっているようです。そのような色をわざわざ顔彩に使うとも思えないので、Vermilion同様、「アリザリンクリムソンの色」ということなのかなと思います。「梅紫色」の顔彩の色としては、アリザリンクリムソンでイメージする色よりは淡い色です。

牡丹鼠 Mauve Taupe ぼたんねず

○○鼠という色はたくさんありますが、これは江戸時代の奢侈禁止令の影響です。それによって贅沢が禁止され、庶民は茶色やねずみ色のような色しか許されませんでした。そんな中でも少しでもオシャレをしたいと、赤みの鼠色や、青みの鼠色、など鼠色や茶色のバリエーションがたくさん生まれたのです。四十八茶百鼠と言われるくらい、たくさんの茶色や鼠色があったそうです。○○鼠という色は、だいたいが「○○ねずみ」ではなく「○○ねず」と読みます。

牡丹鼠はきもの用語大全というサイトによると「やや灰色がかった薄紫色、牡丹がかった鼠色に用いられます。」とのこと。この顔彩の「牡丹鼠」は薄紫というよりは、赤紫に近いです。

英語名はMauve Taupe。Mauveはフランス語で「薄く灰色がかった色」とのこと。Taupeもフランス語で、灰色がかった茶色です。Mauve Taupeは灰色がかった茶色みのある紫色という感じでしょうか。この「牡丹鼠」もそう言われればそんな感じのする色です。

この絶妙な色は混色しててもなかなか作れないんですよね。色を暗くするのって、やりすぎちゃったりして結構むずかしいです。

紫苑色 Old Mauve しおんいろ

伝統色のいろはによると「紫苑の花の色のような少し青みのある薄い紫色」とのこと。たしかにそんな色です。紫苑の花はもう少し鮮やかな色ですので、くすみ紫苑という印象です。

英語名では先程もでてきたMauveです。くすんだ感じがあるので、それをOldというふうに表現したんでしょうかね。

柔らかい紫色で使いやすい色だと思います。透明水彩で紫というとPV23の強い紫色が一般的ですが、それと比べるとかなりマイルドですのでイラストなどには使いやすそうです。

浅縹 Grayish Blue あさはなだ

伝統色のいろはによると「やわらかい青色のことで藍染により浅く染めた縹色」とのこと。縹色とは「古くから知られた藍染めの色名で、藍色よりも薄く浅葱色よりも濃い色のこと」だそうです。藍染はどの程度染めるかによって深い青の紺色から明るい水色まで幅がありますが、縹色はそういった藍染の段階のひとつです。

英語名は見た目の色をそのまま英語にした名前です。

色の印象としては、青にグレーを混ぜた感じで英語名そのまんまって感じです。これまた透明水彩ではない色です。

新橋色 Cobalt Turquoise Light しんばしいろ

新橋色は名前から色が全く想像つかない色名の一つではありますが、鮮やかな水色です。

伝統色のいろはによると「明るい緑がかった浅鮮やかな青色のことです。明治中期に輸入され、ハイカラな色として大正時代にかけて大流行しました。この色名の「新橋」は、東京の新橋のことで、当時は実業界や政治家が訪れる振興の花柳界であり、その新橋の芸者衆に愛好された色ということでこう呼ばれるようになりました。」とのことです。今の新橋はサラリーマンのイメージが強いですが、当時は最先端ファッションの場所だったんですね。

英語名はCobalt Turquoise Lightですが、上述したように呉竹はAPマークなのでコバルトは使っていないと思われます。「コバルトターコイズライトの色」という感じですね。コバルトターコイズライトという名前の絵の具は青っぽいものと緑っぽいものがありますが、この「新橋色」は青みによっています。

やや不透明感のある色ですが、鮮やかに発色します。

薄浅葱 Pale Aqua うすあさぎ

浅縹の説明でも出てきたように、浅葱も藍染の濃さの段階の一つです。薄浅葱は浅葱よりもさらに明るい色です。浅葱色といえば、新選組の羽織が有名ですよね。あの色より一段明るいのが薄浅葱となります。この顔彩の「薄浅葱」はまさにそんな色です。

英語名はそのまんまこの色を表していますね。

青竹色 Cobalt Green あおたけいろ

伝統色のいろはによると「青竹色は、成長した青竹の幹のような青みの冴えた明るく濃い緑のことです。」とのことです。もっと黄色みがかると若竹色、もっとくすむと老竹色になります。竹がつく名前がこんなにあるなんて、竹が身近だったんですね。

英語名はCobaltとついていますが、おそらくこちらもCobaltは入っていません。色としてはホルベインのコバルトグリーンを鮮やかにした感じ。結構鮮やかですが、不透明感があります。

錆納戸 Billiard Green さびなんど

伝統色のいろはによると「くすんだ深い緑がかった青色のことです。江戸時代の流行色の一つ。」とのこと。納戸とは、現代では物置とかのイメージですが昔は寝室を意味したり、大切なものを保管しておく部屋を意味したりするみたいです(コトバンク)。納戸色は暗い青緑色ですが、なんでこの色が納戸色なのかというのは、江戸時代に江戸城の納戸に出入りしていた役人の服の色からとってるとかなんだとか諸説あるようです。

錆納戸はその納戸色がくすんだ感じの色なので「錆」がついています。

豆知識ですが、伝統色のいろはによれば「伝統色では、元の色より灰みでくすんだ色には「錆」、緑がかった色には「鉄」が付きます。」とのこと。錆○○とか、鉄○○とかにはルールがあるんですね。

英語名のBilliardはビリヤードのことで、ビリヤード台に敷いてある緑色の布からきているみたいです。たしかにそんな色です。

納戸鼠 Shadow Green なんどねず

これまでの説明ででてきた「納戸」と「鼠」ですが、灰色がかった納戸色ということでしょう。たしかに顔彩の色はグレイッシュな深緑色です。

英語名は色の見た目そのまんまの名前ですね。

柳色 Pea Green 柳色

伝統色のいろはによると、「初夏の柳の葉色を思わせる明るい黄緑色」とのこと。まさにそんな感じで、明るい黄緑色です。明るいといっても柔らかさもあり、ぱきっとした発色の黄緑色ではありません。石竹色、薄浅葱と同じトーンの色でこの3色で塗ったらさぞかわいいだろうなと思います。

英語名のPeaはエンドウ豆のことです。たしかにそんな色です。

山葵色 Ivy Green わさびいろ

一般的にイメージされるわさびの色よりは濃い色です。フーカスグリーンのような色です。(余談ですが、私は西洋わさび(ホースラディッシュ)が大好きです。ほどよい辛味でちょうどいいです。)

英語名はIvyで、蔦です。英語でわさびは通じないからか、日本語英語で全然違う名前ですね。

老竹色 Green Gray おいたけいろ

上ででてきた青竹色の老いたバージョンです。青竹色は青みが強い緑色でしたが、老竹色は黄みの緑色です。オリーブグリーンのような色です。

水を多くすると結構強く分離し、緑の中に茶色が見えます。

英語名はGreen Grayですが、Grayというと結構不透明な色のような気がしてしまいますが、この色はかなり透明です。

灰汁色 Geige Gray あくいろ

灰色と似た名前ですが、灰色よりはかなり黄みの色で、どっちかというと茶色です。伝統色のいろはによると、「灰汁のような黄みがかった灰色のことです。灰汁は藁(わら)や木を燃やしてできた灰に湯を注いだものの上澄みのこと」とのこと。

亜麻色ととても似ていますが、亜麻色は黄みの強いベージュ、灰汁色はもっとグレーに近いベージュです。こういうニュアンスカラーは微妙な違いも楽しめるので似ていても何色あってもいいですね。この色も水を多くすると分離し、黒が沈みます。

黄橡 Yellow Brown きつるばみ

橡(つるばみ)とは、クヌギの古い言い方です。「橡」という字は現在は「くぬぎ」と読むのが一般的です。クヌギといえばドングリが落ちる木として有名な木の一つですが、黄橡はドングリを煎じた汁で染めた色のことだそうです。ドングリ汁ということですね。色は、「どんぐりを煮たらこういう色の汁になるだろうな…」という色で、ピッタリのネーミングです。

水を多くすると黒が分離します。

飴色 Mars Yellow あめいろ

あまいろがあったりあめいろがあったりしてややこしいですが、こちらは「飴」色。

伝統色のいろはによると「現在の水飴は無色透明なものが一般的ですが、古くからの水飴は麦を原料とした麦芽水飴で、透明感のある『琥珀色』をしています。」とのことです。今は水飴というと無色透明ですが、昔はこんなふうに鼈甲飴のような色だったんですね。

英語名のMarsですが、絵の具ではよくMars BrownとかMars Redとかありますね。それと同様につけられているものだと思います。意味としては火星です。Mars○○という色は酸化鉄の絵の具でよく見るような気がしますが、この飴色が酸化鉄の顔料かどうかはわかりません。

鳶色 Venetian Red とびいろ

トビという猛禽類の羽の色からきている色名です。この色も分離して黒が沈みますが、黒と茶色がまざった感じが鳥の羽っぽくはあります。

英語名のVenetian Redは絵の具でよく見る色名ですが、ベネチアンレッドはだいたいPR101の絵の具です。これも似たような色ではあります。

分離色

分離色といっても、カラフルに分離するわけではなくて何色か黒が沈む色があったのでそれをピックアップします。

黒の程度の差はありますが、どれもグレイッシュな色の中に、黒い粒が沈んでいます。

味があっていいですね。

その他に買った顔彩

今回は呉竹のオンラインショップで買ったので、ついでになかなか買う場所がない顔彩のバラを買いました。普通の顔彩は結構ほかでもバラで買うことができるんですが、「四季ニュアンスカラー」のセットに入っている色はバラだと買いにくいんですよね。ここぞとばかりに買いました。

鳥の子色、薄橙、桜色、藤色、勿忘草が四季ニュアンスカラーのセットに入っている色です。

白群は結構どこでもバラで買えますが、かわいい色なのでついでに買いました。白緑は元々持っていましたが、似たようなテイストなので並べてみました。

顔彩はこういうパステルカラーが充実していてありがたいです。

胡粉

今回の新色の「胡粉」という色は、アール・ヌーヴォーカラーセットには入っておらず、バラで買うか、100色セットを買うかしないと手にいれられません。

せっかくなのでバラのものを買ってみました。

公式サイトによると「イタボガキから作られている本物の胡粉を使用した顔彩。白よりも透明感があり、温かみのある乳白色です。」とのことです。

実際にぬってみたところ、なぜか透明すぎて色が出ませんでした。きっと私のやり方が悪いんだと思うんですが、どうやったらこの色を活かせるのかわかりません。どなたかこの色の使い方がわかる方がいましたら、ぜひ教えていただきたいです。お願いします。

まとめ

今回は新しく発売された呉竹 顔彩耽美のアール・ヌーヴォーカラーセットを中心にたくさん語りました。

色のかわいさは抜群なので、パステルカラー、不透明色、中間色、ニュアンスカラーなどがお好きな方にはぜひオススメです。

どの色も溶けやすく使い勝手は抜群なので、これを機に顔彩デビューしてみてもいいかもしれないです♪

また、こちらの色見本は「水彩ブロガー文化祭」にも持っていきますので、生で見たい方はぜひ〜。

呉竹オンラインショップ→https://kuretakeshop.com/

ここまで読んでいただきありがとうございました♪

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