こちらの記事はPR記事です。
ターナー色彩株式会社さんに記事内容のチェックを受けています。
はじめに
水彩ブロガーのホネ山さん(透明水彩使ってみた!ドットコム Twitter(X))と、枯葉さん(枯葉庭園 Twitter(X))と一緒にターナー色彩株式会社の工場見学に行かせていただきました!
大阪にある本社と工場にお邪魔してきたよ~!
わくわくしすぎて前日よく寝れなかった!笑
今回は記事の役割分担をしているので、私の記事では工場見学の感想をゆるく書いていきます。
その他の取材や体験などはホネ山さんの記事で書かれますのでそちらをご覧になってください。
ターナー色彩株式会社
ターナー色彩株式会社さんはみなさんご存知のアクリルガッシュを製造されている会社です。
公式webサイトはこちら
絵を描く方からするとアクリルガッシュが有名ですが、他にも壁を塗る塗料などいろんな「色」を作っている会社です。
そしてあまりにもアクリルガッシュが有名すぎるがゆえに?透明水彩は少し影が薄いような感じですが透明水彩も製造しています。
↓こちらの記事はターナーさんの人気色だけを集めた透明水彩のセットです。
特別企画のときに応募したら運良く当選できたので、記念に書いた記事です。
人気トップ12なのでどの色を買うか迷ったらこの中にある色を買うといいなじゃないかと思います。
工場見学
ここからは実際の工場の様子です。
画像で見ていただいたほうがわかりやすいと思いますので、画像+ちょい補足でお送りします~。
いきなりキャラクターを入れてしまいましたが、今回はこんな感じでかわいく(?)してみました。
ターナーの工場についた時に一番最初に目に入る景色です。
真っ赤なロゴと壁の線が鮮やかですね!さすが塗料の会社です!
あと現地でしか得られない情報として、
塗料の会社というと匂いがきついイメージがありますが、ターナーは臭くなかったです。
作ってるものによっていろんな匂いの程度があるんだな~と思いました。
画像だと棒が突き刺さっているようにしか見えませんが、ぐるぐる回っています。
画像をよく見てもらうとわかるんですが、工場内のいろんなところにカラフルな色が付いています。
いかにも色の会社だなという感じですよね。
私だけかもしれませんが、意外とこういう部分が一番興奮しちゃいますね。
興奮しすぎてこんなエモい写真まで撮ってしまいました。
おそらくただのバケツですが、壁、床、バケツが同化していてエモいです。
よく見たらぞうきんも同化しています。
(正直に言うと、エモさを強調するために写真のコントラスト上げてます。調子にのってすみません。)
これはロールミルというもので、ロールで絵の具をすりつぶしながらなめらかにしている作業です。
上にあるタンクからロールの上に落ちてくる仕組みですね。
3本ロールミルっていつ見ても楽しいんですよ。
手のひらサイズのロールミルあったら家で永遠にやっちゃいそう。
この図わかりますか?
工場の断面図なんですが、こんなふうに階をぶち抜いてタンクが設置されているんです。
そして各階で機械を通して混ぜたりすることで、よりなめらか~な絵の具とか塗料とかが作られていくんですね。
天井からタンクがはえてるってすごいですよね。
こうした工夫できれいな色を作っているんですね~。
これはチューブを組み立てているところです。
左側にあるビニールに包まれて積んであるものはすべてチューブです。
できがったものは右にある木箱に入れていきます。
近くで見るとこんな感じです。
画像の上側に丸が大量に見えますが、これがチューブです。
この時点では底が空いていて、まだただの筒です。
この機械でチューブに底をつけます。
見えにくいですが、右側の木箱の中や水色のプラスチックの箱に入っているものは底がちゃんとくっつけられていて、よく見るチューブの形をしています。
こちらはメディウムを詰めているところです。
まさかの手作業でした。
画像右側の方がタンクからメディウムを袋に詰めて、左側の方が袋の口をくっつける作業をされています。
みなさんのお手元にあるメディウムもこうして一つ一つ丁寧に作られているものなんですね。
ここはハイテクゾーンです。
ターナーはオリジナルの調色で塗料を作ってくれるという商品もあります。
そちらはこんなふうにハイテクな機械で作られています。
理想の色になる配合で機械が顔料を出してくれます。
缶をここにセッティングすると、すごい勢いで回ってしっかり混ぜます。
途中経過ですがこんな感じに混ざります。
今回はデモストだったので実際に混ぜる時間よりもかなり短い時間しか混ぜていないのでまだムラが残っていますが、実際はもっと長い時間しっかり混ぜてきれいなムラのない塗料になります。
これは色を数値にする機械です。
これでサンプルの「正しい色」と、今回のロットで作った色を比較して、ちゃんと正しい色が作られているかどうかをチェックします。
全ロットでこれをやっているんですよ!だからロットで色がブレたりしないんですね。
同じ材料を同じ量使っていればロットが違ってもブレないのでは?と思うかもしれませんが、そもそも材料が変わってしまったりと、毎回全く同じ条件で作れるわけではないそうなのです。
そんななかでもユーザーに届くときには毎回同じ色になるわけですから、この工程のありがたさを感じます!
「同じ名前のチューブ買ったのに色が前回と違う!」というのは困る場面もありますからね。
「そんなことあるわけない」って思うかもしれませんが、海外製品とかではたまにそういうこともあります(笑)
なのでいつどこで買っても同じ色というのは、実はこうしたチェック体制のおかげなんですね~。
絵の具の粘度(粘り気の具合)を調べる機械です。そんなことも調べているんですね。
当たり前のようにいつも同じ色だと思ってるけど、こんなふうなチェック体制があるから安心して同じ色を使えるんだね!
さいごに
ほぼモザイクなのでまったくわからないと思いますが、モザイクをかけているということは、これは開発中のものなのです。
開発中ということは、新商品が出るということです。
しかもそれを透明水彩ユーザーである我々に見せてくれたということは……とう……すい…
あ~!もうこれ以上は言えません!
みなさま期待に胸を膨らませて待ちましょう!
私も詳しくはわからないので
期待してただただ待ちます
ジャパネスクカラーⅡ 作例
本編と全く関係ありませんが、ターナーの透明水彩のジャパネスクカラーⅡというセットを使って絵を描いてみました。
海外展開の色を含む12色のセットです。
「この12色だけで描けるんだろうか……」と思いながら描き始めましたが、自分的にはかなりいい感じの仕上がりになりました。
ジャパネスクカラーなので絵もちょっと日本画を意識して和紙(鳥の子紙)の色紙に描いてみました。
グラニュレーションしやすい色が何色か入っているので、そのあたりが結構いい仕事してくれたなという感じがします。
商品のAmazonのリンクを貼っておくので、気になる方は見てみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました~