マイメリブルー 全90色チューブから搾りたて色見本&超主観的コメント【PR】

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この記事は、㈱大日本美術工芸様の記事作成依頼および画材の提供により作成しているプロモーション記事です。

私はマイメリブルーの絵の具が好きなのですが、SNSで好きだ好きだと叫んでいたら代理店の方の目にとまり、PR記事を作成する機会を与えていただきました。SNSとブログを見てくれている皆様のおかげです!ありがとうございます!

機会を与えていただいた大日本美術工芸様および、いつも見ていただいている皆様には感謝感謝です。

超主観

この記事は、「超主観」と銘打っているだけあって、私が個人的に感じることをたくさん書いています。PR記事ですが、あくまでユーザーとしての目線からの記事ということをご了承ください。

あくまで1ユーザー目線です

枯葉庭園さんのこちらの記事にもマイメリブルーの全色の解説が書かれていますので、落ち着いた冷静なレビューが見たいよという方はぜひ!

マイメリブルー透明水彩 ドットカードで全90色試してみた!(全色レビュー、使用感、おすすめ色も) | 枯葉庭園-水彩読本

私が思う、マイメリブルー

1.すべての色が単一顔料

マイメリブルー最大の特徴は、すべての絵の具が単一顔料であるということだと思っています。

私だけじゃなくてみんな気づいていることだね

これは結構珍しいことで、多くのメーカーでは複合顔料の絵の具(いくつかの顔料を混ぜて作った色の絵の具)が採用されています。なぜなら単一の顔料ですべての色を網羅できるわけではないからです。

マイメリブルーでは90色をすべて単一顔料、つまり約90種の顔料を使っているので他のメーカーではあまり見ないような顔料も使うことができます(PV19のように一つの顔料から複数の絵の具になっているものもあります)。

2.価格は高級絵の具の平均並み

これは特徴というわけではないですが、マイメリブルーの絵の具は価格だけを見ると高いと思ってしまうかもしれません。しかし、それはチューブに入っている絵の具の量が多いためで、1gあたりの価格は他のメーカーのものとそんなに変わりありません

例えばどのメーカーからも発売されているイエローオーカーで比較してみます。

マイメリブルー
 12ml 1,595円(1gあたり132.9円)
セヌリエ
 10ml 1,375円(1gあたり137.5円)
QoR
 11ml 1,430円(1gあたり130円)
W&N
 5ml 583円(1gあたり116.6円)
ダニエル・スミス
 15ml 1,716円(1gあたり114.4円)
シュミンケ ホラダム
 5ml 1,540円(1gあたり308円)

こうして比較すると意外とみんな同じような感じです(シュミンケホラダムだけは別格ですが)。

色によってちがいます

性質別の全色見本

マイメリブルーは単一顔料の絵の具だと書きましたが、そのおかげで顔料の性質もはっきりわかります。具体的に言うと、顔料が有機顔料なのか無機顔料なのかがはっきりわかるということです。パンフレットにも書いてあります。

せっかくなので顔料の性質ごとに分けた色見本を作ってみました。

【有機顔料・無機顔料について】
㈱トーヨーカラーのサイトに顔料について詳しく解説しているページがあります。
https://www.toyo-color.com/ja/products/organic_pigments/about.html
すっっっごくザックリ言うと、有機顔料は軽くてフワッとまんべんなく広がる色、無機顔料は重くてその場で沈み、いわゆる粒状化という独特の質感をもたらす色という感じです。
前出の枯葉庭園さんのこちらの記事もわかりやすいです。→https://k-garden.art/pigment/
なお、単一顔料の方が優れているとか、複合顔料はだめということはありません。それぞれの特徴があり、自分の表現したいものにあった絵の具を使うのが一番です。

また、今回は絵の具をパレット等で固化させず、チューブから出したて、搾りたての生の絵の具で色見本を作っています。よりマイメリブルーの発色がわかりやすいのではないかと思います。

紙は提供いただいたキャンソンヘリテージ水彩紙を使用しています。

※なるべく肉眼に近い色に補正しましたが、閲覧環境によって色が異なって見える可能性は十分にありえます。ご了承ください。

有機顔料の絵の具の超主観レビュー

有機顔料の絵の具は水に落としたときにふわっと軽く広がっていきます。その広がりの程度が私にはちょうどよくて、私のパレットの有機顔料の絵の具はほとんどがマイメリブルーです。

その広がりに感動して、過去にこんな動画も撮っています。

ふわ〜

無機顔料の絵の具の超主観レビュー

私は無機顔料が大好きです。無機顔料の絵の具は独特の質感になるものが多いんですよね。そのため好みが分かれるところですが、絵におもしろい質感が出たりするので私は大好きです。

分離色

分離色とは、パレット上で混ぜたときは1色に見えても乾くまでの間に重い顔料が沈んでいくなどして、2色以上の絵の具に見える効果です。分離させるパターンはたくさんありますが、無機顔料と有機顔料を組み合わせるとわりと簡単に分離させられます。無機同士でも結構分離します。

㈱大日本美術工芸さんはTwitterでマイメリブルーを混ぜて分離色をつくる企画を行っており、「#MB分離色チャレンジ2022」で検索するとそこに参加されている方の発案した分離色を見ることができます。

私は分離色を作り出すのがめちゃくちゃ苦手なので、皆さんのアイデアをいつも参考にさせていただいています。

重さ順

㈱大日本美術工芸さんのTwitterに絵の具の重さを記載した表が公開されています。
分離色をつくるときは、この表の軽い方の絵の具と重い方の絵の具を混ぜるとつくりやすいです。

さらに、その表をもとにして塗ってみた色見本がこちらです。

人気色

マイメリブルーは最近、1年間の人気色を公開しています。

2021年の人気色トップ10はこちら。

マイメリブルーといえばインディゴということもあり、他のメーカーではなかなか王者に君臨しないインディゴが不動の人気ですね。

私の推し色

これはまさに超個人的ですが、私の推し色について。

人気ランキングに入っているような色は私がおすすめしなくてもみなさん買われると思うので、ランキングに入っていない色の中からいくつかの色をピックアップ。

コバルトブルー(PB36)

コバルトブルーという名前の絵の具は多くありますし、PB36という顔料を使ってる絵の具もたくさんあります。ですが、マイメリブルーのコバルトブルーはやや渋い水色という感じの珍しい色なのです。
マイメリブルーには「コバルトブルー」の他に「コバルトブルーライト」「コバルトブルーディープ」という色もあります。こちらはイメージ通りの鮮やかでパキっとした青のコバルトブルーです。
ライトやディープと彩度も明度も色相もちがう「コバルトブルー」。ぜひ生で見てほしい色です。
くすみカラーが好きなら絶対にハマります

コバルトブルーライト

オレンジレーキ

オレンジ色の絵の具はたくさんあるのでどれを買えばいいか迷うという方もいるかもしれません。そんな「オレンジさまよい人」にオススメしたいのがオレンジレーキです。とにかく鮮やかで、混色では作れない色です。そしてすっごく透明感があります。
ピロールオレンジとも似ている色ですが、オレンジレーキのほうがやや赤みです。そのため、薄く塗るとサーモンピンクのような色になるので、人物イラストの肌に使うこともできる色です。
オレンジ色はなかなかwebで再現できない色ですので、こちらもぜひ肉眼で見てほしい色です。

推し色の記事

過去には推し色の記事を書いています。

画用液レビュー

普通に絵の具を塗ったものと、画用液を使ったものを並べて比較してみました。

気になる点

ここからは、人によっては買うのをためらう要因になってるかもしれないことについて。

チューブ大きすぎ問題

マイメリブルーのチューブは12mlです。ちなみにホルベインの小さい方のチューブは5mlです。マイメリブルーは倍以上です。「こんなにたくさん使いきれないかも…」という心配からマイメリブルーに手を出せない方もいるようです。
そういう方には、ハーフパンを買うという選択肢もあります。チューブタイプをパレット上で乾燥させたものよりも溶けやすい気がします。
ハーフパンタイプはチューブタイプよりも少し価格も抑えめですし、量も多くないので、チューブ大きすぎ問題で悩んでいる方はハーフパンタイプも選択肢に入れてもいいかもですね。

(ただし、グリーンアースだけはチューブから直で使っています。グリーンアースは固めるとなかなか溶けないんですよね。ハーフパンタイプのグリーンアースもありますが、使っている方によるとなかなか溶けにくいとか……。)

マイメリブルーの公式サイトがイタリア語と英語しかない問題

マイメリブルーの公式サイトはイタリア語と英語にしか対応していません。
一応翻訳サイトで全訳して読んでみましたが、変な日本語になったりもするので、日本語バージョンの公式サイトができることを願っています。

ちなみに公式サイトはこちら。deepLやスマホの翻訳機能などで日本語訳すれば読めます。

Maimeri blu - Watercolour - Categorie - MAIMERI
maimeri

マイメリブルーのことが書いてあるサイト

Jackson’sのブログのマイメリブルーについて触れた記事です。英語ですが、スマホの翻訳機能で日本語にすれば読めます。

Just a moment...

警告マークの一例

警告マークが記載されている色がありますので、それについても少し触れます。

ただし、私は警告マークについて詳しくなく、どの程度の量、どの程度の時間使用した場合に危険性があるのかはわかりません。各々の警告マークの意味合いについては下記のリンクよりご確認ください。(記載内容については㈱大日本美術工芸様に監修していただいております。)

【警告マークについて】
マイメリブルーの絵の具に記載されている警告マークは、「GHS」という国連によって制定されたルールに基づいたものです。日本でも導入されているシステムです。
環境省、経済産業省、厚生労働省などのページで詳細を知ることができます。
わかりやすいパンフレット
厚生労働省 医薬・生活衛生局化学物質安全対策室 毒物劇物の安全対策より)

以下に、警告マークのついている絵の具の一例を載せます。マイメリブルーでは警告マークはチューブの裏側にピクトグラムで表示されています。〈絵具のラベル〉の内容は商品本体に記載されている英文を訳したものです。

●ブラウンマダー(アリザリン) 
PR206 キナクリドン

<絵具のラベル>
アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があります。医師の診断が必要な場合は、製品の容器またはラベルを手元に用意してください。子供の手の届かないところに保管してください。保護手袋を着用してください。

●ペインズグレー
Vat Blue1 合成インディゴ


<絵具のラベル>
長期または反復ばく露により、臓器に損傷を与えることがあります。医師の診断が必要な場合は、製品の容器またはラベルを手元に用意してください。子供の手の届かないところに保管してください。

●チャイニーズホワイト
PW4 酸化亜鉛

<絵具のラベル>
飲み込むと有害になる可能性があります。子供の手の届かないところに保管してください。飲み込んでしまった場合は、直ちに医師の診察を受けてください。

マイメリの絵の具だけでなく、他の絵の具でもこのような注意が必要です。主に、絵の具を構成している顔料によって警告内容が変わってきます。基本的に、本来の用途(マイメリブルーの場合は水彩絵具として)以外の目的で使用しないようにしましょう

画材を扱う時は飲食などは控えて、使い終わったら手を洗おう!

マイメリブルー販売店

マイメリブルー販売店の情報です。
どこに売っているのかわからないという方もいると思うので、担当者さんに教えていただきました。

●実店舗

【北海道】
大丸藤井セントラル
【宮城県】
青葉画荘(6月30日までの期間限定。以降の取り扱いについては詳細未定)
【埼玉県】
世界堂 大宮マルイ店
【東京都】
世界堂 新宿本店
世界堂 池袋パルコ店
世界堂 立川北口店
世界堂 町田マルイ店
世界堂 聖蹟桜ヶ丘アートマン店(ハーフパンのみ)
【神奈川県】
世界堂 ルミネ横浜店
世界堂 ルミネ藤沢店
【愛知県】
世界堂 名古屋パルコ店

●ネット通販

画材販売.jp(6月30日までの期間限定。以降の取り扱いについては詳細未定)

世界堂オンラインショップ

ARTs*LABo(一部セット商品のみ)

ゆめ画材

おわりに

マイメリブルーの良さをなるべく伝えられるようにいろいろ書いていたら、すっごく長い記事になってしまいました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ありがとうございました

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