筆レビュー第2弾
以前こちらの記事↓ でご紹介した「自在皆宣」と同じ名村大成堂が販売している日本画用の筆です。
こちらの自在皆宣は絵を描く筆として普通のサイズの筆なのですが、イラストなどを描く方はもっと小さい筆を使って細かく描いていたりします。
そこで、今回は小さめの「雲錦」という筆をご紹介します！
めちゃくちゃ使いやすい筆だけど、SNS界隈ではそこまで注目されていない筆。
ぜひ人気作家さんなどに使っていただき知名度アップしてほしい！
雲錦 スペック
公式サイト
公式による説明：「国産イタチ毛を使った雲錦筆は、穂先が太めで、面相筆と彩色双方の条件を満たした味付けがされています。」
素材
イタチ毛
サイズ
サイズ展開：小（穂先2×12mm）、中（3×15.5mm）、大（3.2×19mm）
サイズ感はこちらの世界堂のページがわかりやすいです。↓
（※ただし世界堂オンラインでは売り切れ。Amazonなら売っていますので、最下部にリンクを貼っています。）
価格
小（￥1,500）、中（￥1,800）、大（￥2,100）
定価はこの価格ですが、もっと安く買えるところもあります。
雲錦の推しポイント
適度なやわらかさ
ややしっかりとしたイタチ毛が使われているためか天然毛の中でもコントロールしやすいと思います。穂先の短さもあり、よりしっかりとした印象です。
（ナイロン筆よりは当然やわらかいです）
含みがよい
天然毛なので含みはよいです。水も絵の具も。意外と広い範囲が塗れます。
筆先がほんのり丸い
以前紹介した自在皆宣は先のとんがりがポイントでしたが、こちらはそれに比べると丸みのある筆です。彩色筆ほどぽってりと丸いわけではありませんが、まるすぎず、とんがりすぎずで「狭い面」を塗るのに向いていると思います。
濡らすとこの程度にはとんがります。
実際に使っているところ
筆の使い心地は動画の方がわかりやすいかなと思ったので、動画でもご紹介します。（30秒程度の短い動画です。）
使っている筆のサイズは（中）です。
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