泡で泡を描くとは?
泡で泡を描くとは、読んで字のごとく、泡を使って泡を描くことです。

意味がわからないね
字で読んでもわかりにくいので、画像をまじえて説明します。

こちらの絵は、紙の上に泡を乗せて描いた泡の絵です。一応、炭酸をイメージして描きました。
洗剤を使えば泡は作れますが、すぐに消えてしまいますよね。
ではこれをどのようにやったのか解説します。
やってみよー!
用意するもの
・台所用の洗剤
・水
・アクリルガッシュ
・汚れてもいい器
・いらない筆
・なるべく平たいスプーンかペインティングナイフ
方法
簡単に言うと、アクリルガッシュの泡を作ってそれを紙の上に乗せています!
1.汚れてもいい器に、洗剤と水とアクリルガッシュを入れます。
分量は適当ですが、洗剤の方が水よりも多いです。2倍くらい多いかも。水が多いと塗ったときにすぐに紙にすいこまれていってしまいます。絵の具は「いれすぎかな?」と思うくらい入れます。薄いと色がぜんぜん出ません。
水と洗剤と絵の具の量の配合は、私もまだまだ試行錯誤中です。ベストな配合を見つけた方はぜひ教えてください!

人任せすぎるね

2.混ぜます。いらない筆などでガシャガシャ混ぜましょう。

3.スプーンなどで泡だけすくって紙に乗せます。
このときに、泡が一瞬でなくなってしまう場合は水が多すぎます。

4.乾かす。
↓の画像は別の時につくったものですが、乾かしている途中の画像です。泡を保ったまま乾いていっています。
こういうふうになれば9割方成功です。うまくこの状態にならない場合は、絵の具を足してみてください。

5.完成

以上で終わりです。簡単ですね。
他の色でもやってみた
濃い緑色

これは泡をおいた直後の写真です。
結構まわりにも色が広がっているのがわかります。
実は白でもこうなっているのですが、背景の色との兼ね合いで目立っていないのです。濃いの絵の具でやるとこんなふうにまわりにめちゃくちゃ影響します。それでもいいよという場合もあると思いますが、この方法は必ずこういうふうにまわりにも色が広がるのでお気をつけください。

乾くとこんなふうになります。めちゃくちゃ濃い泡ができます。鱗みたいですね。
ラメ

ラメでも一応やってみました。これも泡をおいた直後の写真です。
こちらはやる前からだめそうだなと思っていましたが、予想通りうまくいきませんでした。写真ではまだ泡は保たれていますが、完全に乾いたら泡は消えてしまいました。
これは透明な絵の具の中にラメが入っているタイプのアクリルガッシュなので、泡の部分が透明になってしまい、ただラメ絵の具を塗っただけのようになってしまいました。
まとめ
簡単な方法ではありますが、色によっては濃くなりすぎたり、はたまたできなかったりもするので、自分で使いたい色や表現したものに合わせていろいろ試してみてください。
絵の具が広がっていってしまうことも考えると、私としては淡い色の方がやりやすいかなと感じました。
淡い色だと発色しにくいですが、絵の具をたくさん使って、「泡に色をつける」というよりも、「アクリルガッシュを泡立てる」というイメージでやると淡い色でも発色しやすいと思います。
ぶっちゃけ試行錯誤中すぎて2度と同じ泡は作れないのですが、それもまたアナログの良さというか、一期一会な感じもいいかなとも思います(と自分に言い聞かせています)。

ここまで読んでいただきありがとうございました♪



