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この記事は、㈱ターレンスジャパン様の記事作成依頼および画材の提供により作成しているプロモーション記事です。
「レンブラント」や「ヴァン・ゴッホ」といった透明水彩で有名なターレンス・ジャパンさんからPR記事作成の依頼をいただいたよ!
ぶっちゃけ「案件」ってやつだよ!
でも案件だからって気を使った記事は書かないよ!正直レビュー!
あと、好きな色はめちゃくちゃ情熱レビューだけど、ほどほどの興味の色にはほどほどレビューしかしてないから、それは先に言っておくね!
すでにレビューをしてる先人たちもいるから、私は私の個性で書いたほうがおもしろいかも?と思って、あえてそうしているよ!(興味関心にムラがあるだけってことは秘密だよ)
先人たちのレビュー
レンブラントのイメージ
私がもともと持っていたレンブラントに対する印象ですが、
・色数が多い
・オランダのメーカーで「レンブラント」とつけているくらいだから、オランダでの評価はすごくいいんだろう(推測)
・どこで取り扱っているかわからない
・去年(2023年)までドットシートがなかったので色がよくわからない
という、ややネガティブなものも含む印象でした。正直ね。
ターレンスジャパンのwebサイトも、とってもシンプルだしね。
つまり、わからないことが多いがゆえに購入の選択肢に入りにくい絵の具だったわけです。
「きっといい絵の具なんだろうな」とは思っても、「うひょー!これは買いだー!」となるくらいの後押ししてくれるものがないというか。
ですが、このたび全部の色を使ってみたら「うひょー!これは買いだー!」となったので、みなさんにこの気持ちをぶつけたいと思います。
3回に分けて記事を書くよ
レンブラント透明水彩は120色もあって記事のボリュームがすごいことになるから、
今回は記事を3回に分けます!
第1弾の今回は、G色以外の無機顔料レビューです!
第2弾はG色(グラニュレーション色:粒状化色)、第3弾は有機顔料&インターフェレンスカラーなどのキラキラ系をレビューします!
予定としては、来月くらいに第2弾の記事、再来月くらいに第3弾の記事を出します。
無機顔料の色
無機顔料と有機顔料が混ざっている色もありますが、無機顔料が含まれているものは今回のレビューにのせています。
無機顔料とか有機顔料ってそもそもなに?という方はこちら
【有機顔料・無機顔料について】
㈱トーヨーカラーのサイトに顔料について詳しく解説しているページがあります。
https://www.toyo-color.com/ja/products/organic_pigments/about.html
すっっっごくザックリ言うと、有機顔料は軽くてフワッとまんべんなく広がる色、無機顔料は重くてその場で沈み、いわゆる粒状化という独特の質感をもたらす色という感じです。
まずは推し色
今回ご紹介する「G色以外の無機顔料を含む色」は全部で27色あります。全部レビューしますが、その中でも特に私が「これは好き!」と思った色についてまずレビューします。
※なるべく肉眼に近い色に補正しましたが、閲覧環境によって色が異なって見える可能性は十分にありえます。ご了承ください。
※紙は「キャンソンヘリテージ」を使用しています。
デービスグレー PBk11/PBr7
まさかのいきなりのグレー。
このチョイスから、私の「ガチ推し」をご紹介しているということが伝わるでしょう!
この色は粒状化かつ、透明なグレーです。
グレーなのに白(PW6)が入ってない!
グレーって白が混ざってることが多いですが、この色は白が混ざってないんですよ!
だからグレーなのに透明なんです!
しかもPBk11というゴリゴリに粒状化する黒がベースになっているので粒状化も結構します。
G色(グラニュレーション色)というほどの強い粒状化ではありませんが、紙や塗り方によってはちゃんと粒状化がみられます。
そして絶妙な色!
黒と茶色の顔料で作られているので、うっすら黄色みがあるというか、「無彩色のグレー」ではない感じなんですよ。
ちょっとあたたかみのあるグレー。そこがまたいい。
グレーを使わないって方もたくさんいると思いますが、「グレー買ってみようかな……」ってちょっとでも思ってる方はレンブラントの「デービスグレー」めちゃくちゃオススメです。
正直この色だけでもっと語れそうですが、まだあと26色もあるので終わりにします。
トランスペアレントオキサイドアンバー PY42/PR101/PBk11
グレーの次は茶色です(笑)
この色は焦げ茶ですが、うっすら黒が沈みます。そして「トランスペアレント」とついているだけあってアンバーなのにすごい透明です。
薄く塗ったところはかなり淡いいろになりますが、淡くても黒が点々と沈みます。
そこがいい!
雑味があるというか、苦みがあるというか、ヴィンテージ感あるというか、とにかく渋くていい感じです。
実は私は茶色の絵の具ってほとんど持っていないんですよね。混色で作ればいいよねと思ってわざわざ茶色は買っていませんでした。
でもこの茶色はほしいと思いましたね!
ラベンダー PB29/PV15/PW6
かなり青みの紫です。
ラベンダーという名前の絵の具は他にもありますが、ここまで質感のあるラベンダーはあるだろうか、いやない!
パステル感のあるかわいい青紫色なのにすっごいゴリゴリの粒状化。
これはギャップですね。
かわいさと力強さのギャップ。
その相反する魅力に、人は心がザワザワして目が離せなくなることまちがいなし。
1度でもこの色を見てしまったら、もう「買わない」という選択肢はでてきません。
トランスペアレントオキサイドイエロー PY42
「トランスペアレントオキサイド」シリーズの2色目です。
この透明な「トランスペアレントオキサイド◯◯」はレンブラントならではなんじゃないでしょうか?
この色は透明なイエローオーカーみたいな雰囲気なんですが、イエローオーカーよりも濃淡がしっかりでるのと、ちょっと彩度が低いです。
この彩度の低さが使いやすいんですよね。
イエローオーカーだと鮮やかすぎるなぁっていうときに使いやすい色です!
質感はちょっとだけクセがあります。
トランスペアレントオキサイドレッド PR101
またトランスペアレントオキサイドシリーズですが、この透明感ほんとにいいんですよ。
彩度低めで透明なので、有機顔料の透明感ともまた違う感じなんですよね。
自然な色なのに透明感あるので、どんなところにもなじみやすいし、困ったときにとりあえず使っておけばいいという頼もしさがあります。
無機顔料ですが結構フラットに塗れるので、キャラクターイラストとかにも使いやすいと思います!
その他の素敵な色たち
次回はみんなだいすきグラニュレーション色をレビューします!
お楽しみに~!